こんにちは。石田淳です。
Webマガジン「幻冬舎plus」に、拙著『始める力』(幻冬舎新書)に基づいたタイムマネジメトに関する記事が掲載されました。
この本は文字どおり「物事の始め方」を行動科学マネジメントの理論で紹介したもの。
今からおよそ10年前に出版されたものですが、こうしてまたあらためて注目していただけるのも、行動科学マネジメントの「どんな時代でも通用する」普遍性、再現性ゆえのことと自負しています。
「何か新しいことを始めようとしても、なかなか実行に移すことができない」
「新しいことを始めたいけど、そのための時間をつくることができない」
「何か始めても毎回すぐに挫折してしまう」
そんな人は、とても多いものです。
効果的な「始め方」、「時間術」「継続法」の具体的ノウハウについては、ぜひ本を参照していただきたいのですが、この場を借りてひとつだけ、皆様にお伝えしたいことがあります。
それは、「『小さな一歩』は、想像以上の地点に到達する」ということです。
「始め方」の基本となるのも、行動科学マネジメトの根本ともいえる「スモールステップ」(小さな一歩)のやり方です。
このスモールステップ、言い方を換えれば「ほんの小さなことでも、始めてみる」ということが、継続によってやがてはとても大きな成果(ラストゴール)をもたらします。
これは何度もお話ししているように、私自身がマラソンや登山などを通じて実感していることですし、ビジネスにおいてももちろん最初から大きな展開に挑んだわけではありません。
たとえばスーパースター・大谷翔平選手だって、当たり前のことですが野球を始めるときは「初心者」。ボールを握ることが「小さな一歩」だったかもしれません。
「最初はほんの小さな一歩でいい」
でも、その一歩……「始めるか、始めないか」が自分の人生を、ひょっとしたら世の中をも大きく左右するのです。
そして、始めるか、始めないかは、あなたの自由。
あなたには、ぜひ「一歩だけでも踏み出してみる」ことを選択していただきたいのです。