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リーダーのための「科学的マネジメント」の例

こんにちは。石田です。

 

人によっては「10連休」にもなった今年のゴールデンウィーク。

 

休み明けの日にテレビのニュース番組でよく見られるのが……。

 

「今日から仕事でつらい」

「会社に行くのがしんどかった」

 

といった答えが聞かれるビジネスパーソンへの街頭インタビューですね。

 

「いままで休みモードだったのが、急に仕事になるとつらい」

 

これは精神論や性格の問題ではなく、いきなりの環境・行動の変化に対応しなければならない人間の自然な原理です。

 

言ってみれば、休み明けでエンジンがかかりづらいというのは当たり前のことでもあるのです。

 

科学的なマネジメント(セルフマネジメントも含む)では、こうした状態への対処としてスモールステップを踏むこと、つまり「徐々に慣れていくこと」を推奨します。

 

もちろん、「休み明け初日はサボっていていい」などということではありません。

 

仕事がある以上はそれをこなさなければなりませんし、何より、一人のビジネスパーソンのセルフマネジメトとしては前日から「仕事モード」へと、それこそ〝徐々に〟体とメンタルを慣らしていくことがベストでしょう。

 

とはいえ、多くの人がエンジンのかかり切れていない状態で仕事を再開することも事実です。

 

ここでマネジャーが「もっと気合いを入れろ!」「気持ちを切り替えろ!」と精神論的なことを言っても、だからといって部下がそのとおりに動けるかといえばそんなことはありません。

 

「ヘビーなタスクを1日に詰め込ませない」

「声かけの回数を多くして細かく行動把握をする」

 

決して「甘やかす」というわけではありません。

 

連休明けには、部下がスムーズに仕事のペースを普段に戻せるよう、リーダー、マネジャーのちょっとした施策も

必要だということです。

 

こうした、変えようのない「人間の行動原理」を知っているか、知らないか……。

 

それがリーダー、マネジャーにとっての大きな差となります。

 

 

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