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「学び直し」はまず「仕組みづくり」から始める

こんにちは。石田です。

 

今月発売された新刊『もう一度、学ぶ技術』(日経ビジネス人文庫)。

 

「学び」をテーマとして、効率的な勉強法などを紹介しています。

 

多くの日本人は一人前のビジネスパーソン、つまり自分の仕事の専門性を身に付けると、「学習」のために時間を確保し、それを続けていくことはあまりないものです。

 

簡単に言ってしまうと、「社会人になったら、勉強はしない」という感じですね。

 

「勉強は必要」

「新たなスキルを身につけたい」

 

そう頭で考えてはいても、なかなか着手できなかったり、あるいは続けることができなかったり。

 

「忙しいから、時間がない」

「それどころじゃない」

 

いろいろな言い訳が出てくるでしょうが、着手できない、続けられない理由はあなたももうよくおわかりのことでしょう。

 

勉強が「やらなければならないから、やる」(have to)になっているからです。

 

たとえば自分の大好きな趣味にまつわる学びならば、何とか学びの時間をつくろうとやりくりします。

 

これは「自発的(want to)な行動」というわけです。

 

だから着手するし、継続もします。

 

一方、「やらなければならないから、やる」ためには、それを自発的に行うようにするための何らかの工夫=仕組みづくりが必要です。

 

たとえばそれは目標設定のやり方であったり、スモールゴールの設定によって達成感や自己効力感を得ることであったりという人間の行動原理に従ったノウハウです。

 

また、「勉強したことの『結果』は、すぐには表われない、だから、続かない」という事実も、このメルマガの読者の方はよくおわかりでしょう。

 

新刊では、「学びを続ける」ためのこうした行動科学マネジメントの知識をわかりやすくまとめています。

 

何度も言う言葉ですが、物事を続けられない…というのは自分の性格の問題ではありません。

 

継続のノウハウを知らない。

 

これだけなのです。

 

 

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