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「人手不足」を理由にできない時代 その2

こんにちは。石田です。

 

人口減少によって〝そもそも世の中に働き手がいない〟時代。

 

令和2年版の厚生労働白書によれば、生産年齢人口に対する就業者数はもう「9割」に達しているといいます。

 

今後、どのような企業においても「人が採用できない」「働く人がいない」という深刻な問題に間違いなく直面することでしょう。

 

「人手不足だから(経営が)うまくいかない」

 

言ってみればこの人手不足というのは日本社会のデフォルトの状態となり、それはうまくいかないことの理由にしていられない、ということになります。

 

人手不足だから、どこかに良い人材はいないか?とりあえず人数を揃えておかないと。

 

そんなことが通用しない時代なのです。

 

ここで今後重視されてくるのは、まずは「人材採用」についてでしょう。

 

まず、採るべき人材の絶対数が少ないのはもちろん、「とりあえず頭数を揃えるために人を採って、後でじっくり育成していけばいい」…そんな余裕はこれからの企業にはありません。

 

「もしすぐに辞めてしまったら、また次を探せばいい」

これも通用しないのは、言うまでもないことです。

 

いかに採用の段階で、自社にぴったりの人材を採用できるか?

 

このための工夫を施すことも、企業存続のための一手です。

 

そしてもちろん同時に、「誰がやっても同じ結果を出す」ための標準化への取り組みは必須です。

 

「人に頼らない業務」

「自動化・機械化」

 

といえば冷たく聞こえるかもしれませんが、これもまた考えなければならないことです。

 

人がいない、という状況への「今できる備え」…。

 

それは、先週もお話ししたとおり経営者にとっての〝急務〟なのです。

ぜひ考えてみてください。

 

 

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