こんにちは。石田淳です。
行動科学マネジメントの「続ける技術」は身につければ〝一生もののスキル〟である、というお話を前回しました。
これは人生において「継続すること」で成し得ることが非常に多いから、ということ。
ビジネスでも、学習でも、さらに健康に関しても、行動の積み重ねによって大きな成果を出すものはいくらでも想像ができるでしょう。
「あのとき、○○を続けていたらなあ…」
なんて後悔がある人も少なくないはずです。
行動を続けるということはすなわち「習慣」を身につけるということです。
「こんな習慣を身につけよう」
「あんな習慣は変えよう」
「すると素晴らしい人生が待っている」
といった本は多くありますが、では、どうやったら行動を定着させて習慣化できるのか?という話になると、なかなか難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
人間の行動原理に基づいた行動科学マネジメントの「続ける技術」は、いつ・どこで・誰がやっても同じような効果を得られる科学的で実験再現性に満ちたスキルだということで、これまでさまざまなメディアで紹介されてきました。
「いつ・どこで・誰がやっても」
このことは「続ける技術」が一生もののスキルであることのもうひとつの理由といえます。
そう、リーダー・マネジャーにとっては、チームメンバーに物事を「続けさせる」ためのスキル、最高のマネジメントスキルとなり、それが「どんな時代、どんな組織でも有効」だからです。いわば「普遍のマネジメントスキル」ということです。
リーダー・マネジャーの最大の役目はずばりチームメンバーに「成果に結びつく行動を継続させること」。
そうすることで組織は共通の目標を達成するわけですね。
これを理解し、そのためのスキルを持っている人材は、どんな組織に行ってもリーダー・マネジャーとして活躍できるはずです。
「前の会社では課長をやっていました」なんてことだけではなく、「続ける技術」という具体的なポータブルスキルを持つ…。これからの時代には、そうした視点が必要でしょう。
「一生もののスキル」とは、自分の人生を変えるためのスキルでもあり、ビジネススキルとしていつまでも、どんなところでも使えるということ。
ぜひ多くのビジネスパーソンに「続ける技術」を習得してもらいたいと思います!