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行動原理に則ったマネジメント手法

こんにちは。石田です。

 

前回紹介した行動科学パブリッシング第1弾電子書籍『子どもを伸ばす技術』(松田新士・著)。

 

おかげさまで高い評価をいただいています。

 

自発的に行動し、勉強を含め、さまざまなことにチャレンジする、そんな子どもを育てるために必要な「自己肯定感」の重要性と具体的な「親の」行動を紹介したものですが、うれしいことに、これをビジネスマネジメントの参考にする、という読者も方も。

 

たとえばこの本では「指示待ち人間」についても触れています。

 

上司から何か言われないと動かない、自ら考えて行動しないという「指示待ち人間」。

 

これは子どもの頃の日常から身についてしまったものかもしれません。

 

「やめなさい」

「そんなのダメでしょう」

「おとなしくしていなさい」

 

親からそんなネガティブワードを浴びせられ続ければ、やがて「どうせ何かやろうとしても否定される」という思いが根付き、行動を起こそうとしなくなるわけです。

 

そう、これは行動科学マネジメントでいう「ABCモデル」に当てはめて考えればよくわかります。

「発言した」(行動)→「否定された」(結果)が日常的になることで、子どもは発言という行動をしないようになります。

 

ビジネスの現場においても、同じことがいえるでえしょう。

 

あれもダメ、これもダメ、そんなことはやってはいけない…。

 

そのように否定ばかりされている職場では、「じゃあ、こちらからは何も言わず、指示を待っているのが一番」となるのは、当然のことです。

 

「自発的でない」ということを「性格」のせいにしていては、人は成長することはできません。

 

子どもの場合であれば親が、ビジネスの現場においては上司がネガティブワードを控え相手が「自ら行動する」環境を作ってあげなければならないのです。

 

人間の行動原理は子どもも大人も一緒です。

 

行動科学マネジメントがさまざまな分野で実践されている理由もこの根本原理に則っているからに他なりません。

 

「子どもを伸ばす技術」は「部下を伸ばす技術」でもあるのです。

 

 

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