■いつの時代もマネジャーに悩みはつきません。
ある記事でマネジャーの悩みを調査した結果を
見たのですが、そのTOP3は
「人を育てること」
「モチベーションを高めること」
「成果を挙げること」
となっていました。
■僕がさまざまな会社のマネジャーと接する中で、
近年急増している悩みがあります。
それは「年上の部下」です。
■年下の部下であれば、素直で扱いやすいですが、
年上であれば、そう上手く事は運びません。
中には入社当時は教育係だったという人が
部下になっているケースもありました。
■年上であるにも関わらず、
部下であるという捻れた関係の中で、
どのように接すべきなのか、
どうすれば彼らとともに成果を挙げていけるのかが
わからないという人が増えています。
■年上の部下と上手くやっていくための
キーワードの一つは自己効力感です。
■自己効力感とは、何かしらの課題に対して、
自分にはそれができると実感できる能力のことです。
■自己効力感を高めるためには、
小さいことでいいので達成感を感じてもらえるようにすること。
■そのスモールゴールを部下とともに
設計していくのがマネジャーの仕事です。
■そして達成できたときには、
年上の部下を褒めるのではなく
「ありがとうございます」
「おかげさまで」
と感謝をすることが重要です。
■下手に褒めると上から目線で見られている
と感じられてしまうこともあり、
逆効果になることもしばしあります。
しかし、感謝されて嫌な感情を抱く人はいないはずです。
■「自己効力感」「スモールゴール」「感謝」
これらをキーワードに年上の部下と信頼関係
を構築してみてはいかがでしょうか。