■「最近の新人は、営業に行かせてもお客様の前で
いきなり商品説明を始めるんですよ。」
「突然商品の話しから始めるので、お客様が怒り出して
商談がダメになってしまいました。
先生、どうしたらいいでしょうか?」
■最近、こういう話しを多くの会社のマネージャーから聞く事が増えてきました。
■彼らに欠けているのは何でしょうか?
それは「他者視点」です。
■他人が自分の行動をどのように感じているのか、
受け止めているのか、
そういった客観的な視点を持つのが苦手な若者が
少なからずいます。
■これは放置していると、マナーに限らず、
当然ビジネスにも影響します。
他人の気持ちがわからない人が、
ビジネスで成功するというのは土台無理な話です。
それではどうしたらいいでしょうか?
■私がオススメするのは「役割交替」
というロープレの徹底です。
■たとえば、
営業マン役とお客様役を設定して、
営業トークをさせるのです。
そして、お客様役にそのトークを聞いてどう感じたか
相手にフィードバックさせるのです。
一度終わったら、今度は役を反対にして、
もう一度同じことを繰り返します。
■このトレーニングを何回も何回も繰り返すことによって、
他人が自分の言動をどう感じているのかという
「他者視点」= 頭の中の行動が徐々に養われてくるはずです。
■まずは難しく考えず、
短時間でいいので一度お試しください。