こんにちは。石田淳です。
熱戦の続く東京オリンピック。
結果を出すアスリートたちの背景に必ず「練習の積み重ね」がある、ということはどんな人にも想像がつくことでしょう。
練習の積み重ね…すなわち行動の積み重ね、です。
結果を出すためには、行動を積み重ねなければならない…。
この当たり前の事実は、スポーツの世界でもビジネスの世界でも同様です。
ビジネスにおけるリーダー・マネジャーの役割はもちろん他のメンバーに「結果を出させる」こと。
そのために、各人に「結果に結びつく行動」を積み重ねてもらわなければなりません。
しかし、多くのリーダー・マネジャーは「結果」ばかりに目がいってしまい、そこに至るための「行動の積み重ね」を軽視しています。
「結果が出せないのはプレイヤーの資質のせい」
「もっと前向きに、真剣に仕事に取り組めばいいのに」
仕事のやり方は十分教えたはず。でもそれができないのは本人(プレイヤー)のせい、という考えですね。
これでは、リーダー・マネジャーの仕事は成り立ちません。
「いかに(結果に結びつく)行動を積み重ねさせるか」を考えていないわけです。
ただ…。
多くのビジネスパーソンはスポーツの世界のコーチ、トレーナーのように「人を指導する技術」を身につける機会はなかなかないものです。
もちろん「行動の積み重ね方」など、学校でも、会社でも教えてくれるものではありません。
にもかかわらず、リーダー・マネジャーとして、メンバーに結果を出させることが求められる…。
行動科学マネジメントのノウハウが、そうしたリーダー・マネジャーのお役に立つことができれば何よりも幸いです。
行動を積み重ねるためには、そのための「やり方」があります。
やり方を駆使して「結果を出すメンバー」を自らつくり出す…。それは自分にとっても、素晴らしい喜びとなるでしょう。