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「部下の行動」にあらためてフォーカスする

こんにちは。石田です。

 

「観察力」

「判断力」

「言語化能力」

 

私はリーダー・マネジャーに必要な資質はこの3つだと考えています。

これらを高める、磨いていくことができれば、リーダー・マネジャーの仕事は全うできるでしょう。

 

それは働き方のスタイルが変わっても社会背景が変わっても同様なことです。

 

部下を観察する……。

 

それは「管理する」こととは意味が違います。

 

部下が業務においてどんなことがハードルとなっているのか?

部下の動機付けとなるものは何なのか?

 

オンラインを通じてでも、これらを把握することが「観察」の目的。

 

「進捗を報告させる」

「さぼっていないか監視する」

などということが主題ではありません。

 

的確な判断をすぐに下すことも、スピード感が増したオンライン時代には極めて重要なことです。

 

判断は何のためにするものか?

 

リーダー・マネジャーにとってのそれは、部下が「どう行動すればいいか」と悩まないためでしょう。

言い方を換えれば、

部下に的確な「行動のレパートリー」を

与えるためです。

 

そして言語化能力。

 

私はこの資質こそが、リーダー・マネジャーにとって最も必要な能力だと考えています。

 

前回もお話ししたように、今はとくにOJTの機会も少なくなり、

「見て(仕事を)覚える」

「感覚的に学ぶ」

ということが難しいでしょう。

 

そんなときに、いかに暗黙知に頼らずに具体的な言語で人材育成、指示ができるか?

 

言語化能力はできるリーダー・マネジャーの必須能力です。

 

もうおわかりと思いますが、これらの資質はすべて部下の「行動」につながるものです。

 

極端な言い方をすれば、リーダー・マネジャーの仕事は部下に「行動させる」こと。

当たり前のように思われるかもしれませんが、行動がなければ「結果」は生まれない、つまりビジネスの成果は出せないものです。

 

いま一度、「部下の行動」にフォーカスして、リーダー・マネジャーの自分にできることを考えてみましょう。

 

 

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