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上司のための「やり方」を教える技術

こんにちは。石田です。

 

「〝やり方〟を知識と技能に分けて指導する」

 

このことの重要性に気づいたとのご意見を、行動科学的な基礎概念をお伝えする入門講座『「教える技術」認定資格講座 3級』のある受講生の方からいただきました。

 

「できない人」を「できる人にする」ということは、行動科学マネジメントの大きなテーマであり、またこのことの再現性、実績が多くのビジネス現場からの支持をいただいている理由でもあります。

 

でも、この「できない人」を「できる人」にするためのメカニズムは、決して複雑なものではありません。(この点を多くの人が誤解されているようです)

 

・「やり方を教える」
・「続け方(その継続の仕方)を教える」

 

簡単にいえば、リーダー、マネジャーがやるべきことはこの2つです。

 

そしてもちろん、それぞれの教え方には着目すべき大きなポイント、教え方のポイントがあります。

 

「やり方を教える」際の最大のポイント……。それが冒頭の「知識と技術に分けて指導する」というものです。

 

たとえばスポーツでいえば……。

 

「知識」とは、基本ルールやマナー、使用する道具の種類や使用法などですね。

 

いっぽう「技術」とは、実際の身体の使い方、道具の扱いです。

 

教える内容を2つに分けて整理しておくことで、相手の「何が不足しているのか」がよくわかります。また、相手に順序立てて物事を伝えることや、「どこからどこまで教えればいいのか」の決定が容易になるわけです。

 

もちろん、ビジネスの世界では「知識」と「技術」をハッキリと分けることは難しい場合もあるでしょう。

 

その際には、
「『知識』は、聞かれたら答えられること」
「『技術』は、やろうとすればできること」
というのをひとつの目安にするべきです。

 

『「教える技術」認定資格講座』では、こうした行動科学マネジメントの概念を、実際の例の紹介や簡単なワークを交え、わかりやすくお伝えしています。

 

 

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