■先々週から
スペイン、ベルギー、ロンドン、ニューヨーク、ポートランドを
廻ってきました。
■久々に講演で海外に行って実感したのは、
スマホ1台でほとんどの事が成立してしまうという事実です。
例えば今回は「Booking.com」でホテルを予約し、
空港で現地のSIMを買い、「UBER」で3分程でタクシーを呼び、
SkypeやLINEで無料電話をし、メールやFBのメッセンジャーで
ロンドン、NY、日本とやり取りする。
これまでになくビジネス環境が整っているのだな、
という印象を持ちました。
■そして今回ロンドン、NYで日本人ビジネスマンと
対談させて頂き、新たな目標を持つこともできました。
日系企業のグローバル人材あるいは、
グローバルリーダーの育成を目指し、教育に特化して、
ニューヨーク、ロンドン、バンコクかシンガポールに、
来年から拠点を創ります。
■自分自身の3年間の海外駐在経験や
アメリカ企業との交渉、パートナー契約などの経験から考えても、
グローバルで活躍するために、重要なのは英語力ではありません。
環境適応力が高いか低いかが最も重要です。
日本では当たり前のサービス、
これぐらいは普通やるだろうという仕事観、
細かい契約条件、タフな交渉など、
日本では通用するけど海外では通用しないケースは
たくさんあります。
■もちろん英語は必要ですが、
言語として極めていくというよりも、
あくまでビジネスの道具として
使える程度で十分だと考えています。
■それよりも大事なのは、
日本とは根本的に異なる環境に置かれて
自分の実力を100%発揮できるかどうか。
グローバル人材として通用するのは、
そこにかかっているのではないでしょうか。
海外拠点から日系企業の世界展開のお手伝いが
少しでも出来ればと思っています。