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それでも挑戦は続いていく

こんにちは。石田です。

 

この2月に南米最高峰(6962m)の「アコンカグア」へチャレンジすることをこのメルマガでもお伝えしましたね。

 

おかげさまで2月26日、
無事登頂に成功することができました!

 

応援、はげましのメッセージをくれた皆様、本当にありがとうございます。

 

「登頂成功率が30%ほど」という極めて難しい山であるにもかかわらず、アクシデントもなく成功することができたのは、ひとえに登山家・倉岡裕之さんの計画のおかげでしょう。

 

高地に順応するために、途中までアタックしてはまた引き返す……。それを何度も(何日も)繰り返し、徐々に山頂を目指すわけですが、この計画の精度が、登頂成功を左右する、いや、大げさではなく「生死」までも左右するといっていいでしょう。

 

世界最高峰のエベレストの登頂に何度も成功してきた倉岡さんは、まさに計画のエキスパートです。

 

登山を初めてからわずか1年足らずの私がこのような素晴らしい結果を出すことができたのも、倉岡さんのような優れた指導者・リーダーが存在したからです。

 

「頂上に立ったときは最高の達成感だったでしょう?」といったことをよく言われます。

 

しかし、実際には登頂に成功すればすぐに「下山」へと頭が切り替わるもの。そう、登山において危険なのは、下山の過程なのです。(実際にエベレストでも命を落とすのは下山の際が圧倒的だといいます)

 

ですから、達成感のようなものを感じたのは、これまで生活してきた異空間から〝人の居る〟街に戻ってきてから。そこで初めて「ああ、やったんだなあ」という思いが溢れてきたものです。

 

とはいえ、アコンカグアの登頂成功も、ラストゴールへ向けてのスモールゴール。

 

ラストゴールとはもちろん「エベレスト」です。

 

来月はいよいよそのエベレストへのチャレンジを実行する!……という計画を練ってきたわけですが……。

 

このたび、中国、そしてネパールがエベレストの入山許可を取り消しました。

 

そう、新型コロナウイルスの世界的流行がその理由です。

 

アコンカグアでの体験について、そしてエベレストへの思いについてまだまだ語りたいことはあるのですが、実はこうしてメルマガを書いている今も、この現実をどう捉えていいかわからない、そんな放心状態です。

 

今年のエベレストへのチャレンジへの道は、直前まで来て完全に絶たれました。

 

でも、私はあきらめたくない。

 

いつの日か必ず、エベレスト登頂を実現させる……。

 

お楽しみはこれからです!

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