こんにちは、石田淳です。
正しい「やり方」だけでなく、正しい「続け方」を知ることが、売上アップの条件。
あなたの職場には、「続ける」仕組みがありますか?
「売上、粗利をアップさせるマネジメント」
すなわち
「(部下に)売上、粗利をアップさせるための行動をしてもらうマネジメント」
に必要なこととは何か?
まず必要なことは、
「何が〝結果に結びつく行動〟か?」を
知ってもらい、そのやり方を覚えてもらうことです。
つまり、スキルの習得ですね。
たとえば顧客への対応、スケジュールの組み方、上手な営業トークなど、仕事の〝やり方〟を身に付けるということです。
しかし、
〝やり方〟を知っているだけでは、
結果を出すことはできません。
前回のメルマガでもお話ししたように、人が物事を〝できない〟という理由には、
「(やり方を知っていても)継続の仕方を知らない」
というものがあるのです。
つまり、(行動が)続かなければ、
結果は出せないということです。
さてここで、あなたの会社のマネジメントを振り返ってみてください。
「やり方」を教える研修などはあっても、「継続の仕方」に関してはどうでしょう?
「継続の仕方を知る」とはつまり、
「(行動を)継続させる仕組みを与える」
ということです。
人はなぜ行動を繰り返すか?
それは、行動することで「メリットのある」結果が訪れるからです。
行動の結果がデメリットのあるものならば、人は行動を繰り返しません。
ならば、行動を繰り返させるためには、行動の結果を「メリットのあるもの」に変えればいいのです。
これが「仕組み」です。
たとえばあなたが部下に「何か問題があったらすぐに自分に報告する」という行動を繰り返させようとします。
このとき、
「自分(あなた)に報告する」という行動の結果が、デメリットのあるものだったらどうでしょう。
たとえば報告をしても、「なんでそんなことになったんだ!」などと怒られたら?
相手(部下)は、報告することを避けるようになるでしょう。
でも、報告したこと自体が好評価の対象となったなら?
好評価というメリットがあれば、相手は行動を繰り返します・
「報告をする(という望ましい行動を取る)ことで、メリットが得られる」
これが「仕組み」です。
「続ける仕組み」をつくるには、人間の行動原理を知り、行動を起こしやすくするように環境を整えればいいのです。
12月に行なう特別セミナーでは、このことについて詳しくお話しいたします。どうぞお楽しみに!