こんにちは、石田淳です。
3冊連続で発行となった私の新刊本、
今回のご紹介が最後の一冊となります。
大好評をいただいた『教える技術』シリーズの最新刊であるこの本、まさに今注目の問題に言及したものです。
今から10年近く前に発表した私の著書
『教える技術』は、おかげさまで大きな反響をいただき、その後「チーム編」「図解版」「マンガ版」など、
さまざまな切り口で展開され、人気シリーズとなりました。
内容は行動科学マネジメントの実践法であり、このメルマガをお読みの方はもうおわかりのように、
それはどんなときにでも通用する「人間の行動原理」に基づかれたものです。
つまり、
「いつ・誰が・どこでやっても」
「同じ結果が得られる」
という実践法です。
だからこそ、このシリーズは幅広い業種、職種、年代の方々から支持をいただき、ロングセラーとなり得たのでしょう。
今回発売されるシリーズ最新作は、今現在の時代背景に合わせたものになっています。
それは「働く外国人」に関するものです。
『教える技術 外国人と働く編』
(石田淳 甲畑智康 著 かんき出版)
現在、コンビニエンスストアやチェーン系飲食店で外国人スタッフが活躍しているのは
ごく当たり前の光景ですよね。
しかし、私が初めて行動科学マネジメントの概念を書籍で発表した2007年あたりは、外国人スタッフの存在はある種〝特別な〟ものでした。
この10数年で何が変わったのかといえば、もちろんそれは「人手不足」の加速、深刻化です。
「人が採用できない」
「働き手がいない」
この流れは今後ますます増大することが約束されており、働き手として外国人を雇い入れることは、ほとんどの企業にとって必要不可欠なこととなります。
外国人の働き手がいなければ、企業の存続も危ぶまれるというわけです。
そこで危惧されるのが、「(仕事の)教え方」の問題です。
「言葉が違う」
「文化・習慣が違う」
「価値観が違う」
そんな外国人スタッフを教育することに、大きな不安を抱えている人も多いことでしょう。
しかし、この問題は「不安だから」といって避けて通れるものではありません。
何度も言うように、人手不足はすでに「約束された未来」なのです。
「外国人と働くこと」は、あらゆる業種・業態の企業が取り組むべき課題なのです。
そこでこの本では、外国人や若手スタッフといった「価値観が違う」人の指導のコツにスポットを当てました。
「英語ができない」
「価値観を理解するのが難しいかも」
……問題はそういったことではなく、
「教え方」だけです。
逆にいえば、「教え方」さえ確立できれば、不安は解消できるということです。
ぜひご一読いただき、あなたの不安解消に役立ててください。