こんにちは。石田淳です。
先日、日経ビジネスが主催するリーダーのためのシリーズ講座「課長塾」の140回目の講座に登壇しました。
2010年から始まったこのシリーズ、手前味噌になりますが、第1回目から講師をさせていただいているのは私一人となりました。
この講座をきっかけに行動科学マネジメントを知り、実践し、成果を挙げた方も大勢いらっしゃり、とても嬉しく思っています。
今から10年以上前の初期の参加者の方からは現在大企業の長となっている方が何人も。そして、今、「真のリーダー」を目指して講座に参加されている方々の今後の成長にもワクワクしています。
思えば私自身、この講座は毎回とても楽しくやらせていただいてきました。
あえて曖昧な言い方をすれば、常に〝前向きに〟〝自ら楽しんで〟行ってきたものです。それが気づけば、もう13年目というわけです。
ご存じのように行動科学マネジメントは「やる気を出すには?」「やる気を出させるには?」を考えるものではありません。
目的は「やる気を出す」ではなく「行動を変える」ことにあるマネジメントです。
行動によって生じた結果が「成果に結びつく望ましいもの」であれば、その行動は継続されます。自らが自発的に行うようになります。
そうしたことが、いわゆる〝やる気〟を言われるものの正体なのでしょう。
行動の結果が望ましいものであるためには、それが「望ましいものだった」というフィードバックが必要です。
私が10年以上、課長塾を楽しんで続けてきたのも多くの参加者の皆様によるフィードバックがあったからと思っています。
会場での反応、会話、喜ばしい感想、そして多くの方が実際にリーダーとして活躍されたという現実。
これらの望ましい結果を「糧」として、さらにさまざまな機会に多くの方に行動科学マネジメントをお伝えしていきたいと思います!