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行動科学的「ほめる技術」

こんにちは、石田淳です。

 

職場に心理的安全性をもたらすために、上司がまずやらなければならないことは「ポジティブな言葉かけ」。

 

部下の(望ましい)行動に対する称賛や感謝の言葉を日常的に発することができる上司が、心理的安全性をリードする上司である。

 

前回、そのようなお話をしました。

 

ポジティブな言葉かけ、というワードをさらにあえて単純に言うならば、それは(相手を)ほめる、ということです。

 

私たちが見てきた優れたリーダー、マネジャーはすべての人が「人をほめる」ことがうまい人たちです。これは「優しい人」という意味ではありません。

 

冷静に言ってしまえば、ビジネススキルとして人への称賛を常としている人。人への称賛に「躊躇しない」人です。

 

そう、実は人への称賛を躊躇してしまう上司というのが案外多く存在するのです。

 

上司自身は、自分の上司から叱咤され、厳しく当たられながら仕事を続けてきた。そのため、「ほめる=甘やかす、ということになるでしょう?」という思いにとらわれている。

 

また、「部下をほめるなんて、何だか今さら白々しい?」という思い込みがある……。

 

今回申し上げたいのは、「ぜひ、そんな思い、思い込みを捨てていただきたい」ということです。

 

言い方はちょっと変かもしれませんが、逆に今の若い世代は、ほめられることに「抵抗」は感じません。

 

ベテラン世代が考えているよりずっとほめられることを受け入れてくれるでしょう。

 

「『今のは良かったね』だとか『助かったよ』なんて 恥ずかしくて言う気になりませんよ……」

 

そんな上司の声も聞くものですが、これは行動科学的にはNGです。

 

繰り返しますが、あなたが「優しい人」「イイ人」として振る舞う必要はないのです。

 

「望ましい行動に対しては適切な称賛を」

 

もちろんそこに嘘があってはダメですが、これは心理的安全性をもたらす効果的なマネジメント手法なのです。

 

どうか、これまでの思い込みを捨ててみてください。

 

 

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■「ほめる技術」を身につける

 

「行動の結果がメリットのあるものならば、人はその行動を繰り返す」

 

行動科学マネジメントの基本概念に合せても「ほめられる」は行動に対する大きなメリットとなり、相手は望ましい行動を繰り返すようになります。

 

心理的安全性獲得のためのみならず、「ほめる」ことは、「できる人材」をつくるための上司の大切な施策なのです。

 

参考:『上司のための戦略的ほめ方・叱り方』(宝島新書)

 

 

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