こんにちは、石田淳です。
先日発売となり、このメルマガでも紹介させていただいた『やりたいこと実現手帳2026』。
おかげさまで好評をいただいており、SNSでも多数の感想が寄せられています。
「やりたいことを実現させる(ための手帳)」というコンセプトが多くの方に受け入れられ嬉しい限りです。
「目標を紙に書く」
「やりたいことを明文化する」
といった目標達成術はこれまでにもよく言われていたことです。
ただ、その目標達成へのプロセスを細かくスケジューリングすることに関しては、見逃されてきたふしもあります。
「モチベーションややる気といった曖昧な言葉で判断するのではなく、部下の行動の数をカウントしてください」
これは今年〝新版〟が発売となった『教える技術』の中でお話ししていることです。
「今年は絶対にコレを達成します!」
「必ず続けます!」
そうした気合い十分のモチベーション言葉。
漠然と毎日を過ごすよりは、目標を明確にしておくことは良いことです。
しかしそれは、「絵に描いた餅」になってしまうことも多々あります。
その目標設定(宣言)には目標達成までのプロセス、もっと細かくいえば行動の内容、回数が抜けているからですね。
今回、手帳でお伝えしたかったのはまさに「モチベーションをそのままにしない」ということ。
行動の内容がわかり、行動の数をカウントする。それを振り返り、検証する。
そうしたことを可視化することができるのが今回の手帳です。
「曖昧」「漠然」では、目標達成は難しいでしょう。具体的な行動を明確にし、スケジューリングする。それは自分にとって、ワクワクする作業でもあります。
ぜひあなたも、手帳を活用してみてください。
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■石田淳 著作紹介66
『人生を変える行動科学セルフマネジメント』
大和書房 2013年刊
行動科学マネジメントの理論を「セルフマネジメント」に特化させて解説した一冊。精神、気持ち、やる気といった『目に見えない曖昧なもの』に頼らない目標達成術、習慣術の基本がよくわかります。