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認知のゆがみがあなたの実行力を妨げる

こんにちは。石田です。

 

前回紹介したWebマガジン「幻冬舎plus」の「始める力」に関する記事、おかげさまで好評をいただいており、現在、第2回目がアップされています。

 

「新しいことを始める」と対になって語られるのが、「始めたことを続ける」、つまり継続の力です。

 

「物事が長続きしないんです。だから新しいことを始めるのにも躊躇してしまいがちなんですよ」

 

私の知り合いにもそう語る人がいました。

 

もちろん、そうした方にはぜひ行動科学マネジメントの「続ける技術」を知っていただきたいところですが、

実はこれには、「認知のゆがみ」が影響しているように思われます。

 

「物事は、一度始めたら何が何でも続けなければならない」

という思い込みです。

 

物事をやり続けることはたしかに美徳ととらえられるでしょう。

 

しかし、なぜ「やり続ける」かといえば、それによって望ましい成果が訪れるからです。

 

逆にいえば、続けるべきではないことに「始めたのだから、やめられない」という思い込みから時間を費やしてるのは本当に無駄な行為でしょう。

 

そして「一度始めたら、やめてはダメ」が「始めること」自体の大きな壁ともなるのです。

 

行動科学マネジメントでは、「振り返り」のステップを非常に重視しています。

 

PDCAでいえば「C」の部分に当たるでしょう。

 

そして、それが「続けるべきではない」と判断したのなら、きっぱりと「続けない」という選択をすればいいのです。

 

なかなか物事を始めることができない。

実行に移すことが苦手。

 

そんな人はまず、自身の「やめてはいけない」という思い込み、「始めたことは必ず続けなければ意味がない」といった認知のゆがみを自覚してみましょう。

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