こんにちは。石田淳です。
行動科学マネジメントの重要なワードとして「ピンポイント行動」というものがあります。
ごく簡単に言ってしまえばそれは、人の一連の行動のなかで望ましい成果に直結する「これだけは外せない」「これが肝である」という「最低限押さえるべき」行動のことです。
たとえば優秀な営業パーソンは「売上に直結する行動」を必ずとっている。
たとえば部下と良好な関係を築いているリーダー、マネジャーはそのために「必ずとっている行動」がある。
ハイパフォーマーの行動を観察していると、ミドルパフォーマーやローパフォーマーの「その他大勢の人たち」がとっていない「決して外さない行動」があるのです。
ビジネスに限らず、勉強やトレーニング等、あらゆることにおける「望ましい結果」(目標達成)は、すべてそこに結びつく「ピンポイント行動」をとることで成り立ちます。
何度もお話ししていることですが、ビジネスにおけるマネジメントの目的は「相手に成果を挙げてもらう」ことに尽きます。社員に優しく、働きやすい環境であろうと、組織として成果が挙げられないならば意味がありません。
優秀なマネジャー、すなわち「部下に成果を挙げさせることができる」マネジャーは、どんな行動が成果に直結するピンポイント行動かを知っています。
そして、ハイパフォーマーのみならず誰もがその行動をとり、行動を継続するための仕組みを職場に築き上げているのです。
3月6日に行うセミナーでは、このピンポイント行動に着目した人材育成について詳しくお話しします。
懇親会ありのリアル開催なので、参加者の方たちとの対話も今から楽しみにしています!