こんにちは。石田淳です。
〝いつも成果を出している〟社員の〝いつも成果を出せる〟理由……。
それは当たり前のことながら、「成果に結びつく行動」を取っているからです。
これはチーム全体においても同じで、成果を出すチームはメンバーが皆、成果に結びつく行動を取っているから。
わざわざあらためて当たり前のことをお話ししているのは、チームビルディングの取り組みにおいてこの〝当たり前〟を見過ごすケースが案外多いものだからです。
そんなケースでは「チームが一丸となるべきだ」だとか「モチベーションを上げるべきだ」といった精神的なことにのみフォーカスしてしまいます。
「成果に結びつく行動とは何か?」
成果を出し続けるチームを作るためには、まずはこれを発見すること。そしてその行動を誰もが継続し定着させるための「仕組み」を取り入れること。
これがチームリーダーの役目です。
「売上を上げる」
「ミスを無くす」
「見込客を集める」
「新規顧客を増やす」
ビジネスにおけるすべての成果には、必ずそこに結びつく「行動」があります。
そして、何度もお話ししているようにそうした成果を出している人、すなわちハイパフォーマーは自分の行動を「暗黙知」のうちに取っていることが多いものです。
「なぜ君はそんなに成約率が高いんだ?」といった問いにも、
「いや、ひたすら時間をかけているだけですよ」
「真面目に取り組んでいるだけですよ」
なんて答えが返ってくるだけかもしれません。
ハイパフォーマーがその業績ゆえにマネジャー職になっても、部下が同じような成果を出せるわけではない、というのも、こうしたことがままあるからです。
来る12月5日(火)にリアル開催で行われるセミナーでは、この「仕組み」についてたっぷりお話ししたいと思います。