こんにちは。石田淳です。
日本人の平均寿命は毎日5時間ずつ延びているといわれ、このままでいけば2045年には平均寿命が100歳になるといいます。
いわゆる「人生100年時代」というものですね。
この流れにはもちろん国も注目していて、厚生労働省でも「人生100年時代構想会議」を設置し、数々の議論を行っています。
「人生100年。寿命が延びで喜ばしいこと」
たしかにそうした面はありますが、単純に喜んでばかりはいられません。
言い方は悪いかもしれませんが、長く生きる、ということは、それだけ「長く働かなければならない」ということ。
「早々に仕事を引退して、その後は悠々自適な生活を……」という理想の老後を過ごすには「その後」は非常に長い期間であり、その間、経済的に安泰かといえば……。多くの人が不安を抱えることでしょう。
「65歳くらいまでは現役として働き、80歳くらいで寿命を迎える」
という、いわばこれまでの理想パターンはもうそうではない、ということです。
では、長く働き続けるには何が必要か?
当たり前のことですが、それは知識やスキルです。
これまでのビジネスでの経験だけで長く働き続けていけるかといえば、それはいささか楽観的であると
言わざるを得ません。
私たちはつい最近、「リモートワーク」という新しい働き方が一気に普及する様を目の当たりにしました。
また、IT技術の発達により、20年前、10年前の働き方が通用しないことはすべてのベテランビジネスパーソンが
感じるところではないでしょうか。
そんなことで今、「50代からの新たな学び」がさまざまなメディア、業界で注目されています。
学び直しの必要性について次回、さらに詳しくお話ししましょう。