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「無意味な対策」を見直す

こんにちは。石田です。

 

日本中に衝撃を与えた安倍元総理銃撃事件。

 

いつ、何が起こるかわからない。世の中は本当にさまざまな「危機」にあふれています。

 

こうした事件が起きた際によく言われるのが「適切な~」という言葉です。

 

「適切な対応ができていたのか?」

「適切な処置は行われたのか?」

 

たとえば学校などでも子どもが事故を起こした際に「学校側はもっと適切な対応ができたのではないか?」と、多くの批判が集まります。

 

しかし、このメルマガの読者であるあなたは「適切な対応」という言葉自体に意味がないことはおわかりでしょう。

 

「○○のときは××をする」

 

といったように、行動に落とし込まれていない対策はいざというときに使い物になりません。

 

もちろん、批判する側だけを責めているわけではありません。

批判される側の対策自体がそのような曖昧なものである場合が多いのです。

 

「事故が起きた場合はすみやかに適切な処置をするように」

 

これは実際に教育現場であった指導要項です。

 

これは危機対策に限った話ではありません。

 

「もっとお客様の気持ちを考えて」

「誠心誠意、真心を込めて」

「顧客ファーストで」

 

「より一層の努力で売上をアップさせよう」

「問題意識を強く持って」

 

ビジネスの現場にあふれるこれらの言葉も「適切な~」と同様です。

 

「なんでちゃんとやらないの!」

「もっと頑張りなさい!」

「ハキハキしなさい!」

 

家庭での子育てでも、こうした言葉は頻繁に使われます。

 

自社の、あるいは自分の「対策」が行動に落とし込まれたものであるか?

いざというときに動けるか?

 

今一度、確認してみましょう。

 

 

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