fbpx

「どんな行動」をしている会社なのか?

こんにちは。石田です。

 

「欲しい人材の基準を「何ができるか」

 =具体的な行動に落とし込んでいないから

 〝こんなはずじゃなかった〟という悲劇が生まれる」

 

前回はそんなお話をしました。

 

どんな人材を必要としているかを明確にし、それを募集の際に表明する…。

 

当たり前のことのように思われますが、それができていない会社も多いものです。

 

そして、募集の際に明確にしていないものとしては「自社の姿」というものもあります。

 

「この会社はどんな会社か?」

 

それを曖昧な言葉にしていることで、せっかく採用した人材が「こんな会社だとは思わなかった」「なんだかイメージが違う」と思ってしまう。

 

思い描いていた会社像と現実のギャップに失望し、すぐに辞めていってしまうなんてこともありがちです。

 

「あなたの頑張りを評価します」

「何でも話せる風通しのいい会社です」

「チャレンジする精神を大事にします」

「笑顔あふれる職場です」

 

これらの言葉、どれも印象の良い言葉ですよね。

少なくとも悪いイメージは持たれないはずです。

 

ただしこれだけでは応募する側の人材にとってみれば、その会社でどんな仕事をするのか、どうすることで成果を挙げ、評価されるのかがよくわかりません。

 

精神的な話でいえば、人材にとっては会社に入って仕事を〝頑張る〟つもりでも、〝どう行動することが頑張ることなのか〟がイメージできないわけです。

 

その結果、自分では〝頑張った〟つもりでもなかなか成果に結びつかず、「自分の居場所はここではない」と早々に退職してしまうわけです。

 

また、「風通しいい会社」と謳いつつも面接に行ってみたら、職場には会話もなく、1人ひとりが黙々と仕事をこなしているだけ…。そんな矛盾に失望する人だっているでしょう。

 

「自分の会社がどんな会社か?」

 

それを示す際にも、曖昧さを排さなければなりません。

 

会社の理念を表明することは悪いことではありません。

 

ただし、その理念を職場における行動に落とし込んだ場合、本当にその表明どおりの行動ができているか?これも検証しなければならないのです。

 

石田淳の「行動科学マネジメントの視点」Youtubeにて公開中!

石田淳の「行動科学マネジメントの視点」をYoutubeにて公開しております。社長・リーダー・管理職の方はもちろん、今後のキャリアアップを目指しているビジネスパーソンに必見の内容です。

 

 

無料PDFレポートをダウンロード頂けます

これまで5500社以上の企業で導入・実施してきた行動科学マネジメント・ノウハウの一部をPDFレポートとしてダウンロード頂けます。ぜひご参考ください。

 

記事一覧