こんにちは。石田淳です。
これまでここでお伝えしてきた「ミスの無い職場づくり」のための書籍がついに完成いたしました。
タイトルは『無くならないミスの無くし方 ~成果を挙げる行動変容~』。
日本経済新聞出版より12月14日発売。只今Amazonで予約受付中です。
この本の構想は、数年前から温めていたものです。
このメルマガでも以前話題にした、「BBS」(Behavior Based Safety)=組織行動セーフティマネジメントの手法を紹介し、さまざまな意味での「安全な企業」を増やしていこう、というのが、本の企画意図でした。
そしてその後、編集担当の方から「より身近に、職場ですぐに使えるノウハウを!」とリクエストをいただき、構成内容をさらに見直し規模の大小や業種を問わず多くの企業、組織で活用できるわかりやすい本となりました。
「ミスをしないようにする」
「無駄なく、効率的に仕事を進める」
といった個人の〝仕事術〟に関するものではなく、この本は「職場からミス、事故を無くす」ためのマネジメント本です。
そしてそのやり方の根本が「行動変容」なのです。
職場のスタッフの行動を変えることで、ミス、事故の無い職場を実現させる…。
では、どんな行動を、どんな行動へと変えるか?
ずばり、ミスや事故の原因となる「危険な行動」を「安全な行動」に変えるわけです。
「危険な行動を起こさないように管理を徹底する」のではなく、「安全な行動が習慣として根付いている」という状態を作り上げるのです。
では、どうすればそんな状態が作れるのか?
どうすればスタッフの行動は変わるのか?
詳しいノウハウについてはぜひ本書をお読みいただきたいのですが、ここではひとつだけ、大きなポイントをお伝えします。
それは「相手の意識を変えようとしない」ということ。
「安全意識を持とう!」
「細心の注意を払い、ミスを防ごう!」
いくら大声で懸命に働きかけても、それで人の行動が変わるわけではありません。
意識という曖昧なものにフォーカスすること自体大きな間違いなのです。
「ミスや事故のない、安全な職場を作りたい」
そう願う経営者、リーダー、マネジャーの方はぜひご一読ください。
そして、発売に先駆け、来る12月9日(木)
『無くならないミスの無くし方』出版記念セミナーを
オンラインにて開催予定です。
経営者、安全担当部署、品質保証部署、危機管理・コンプライアンス部署、現場管理監督者・マネジャーの方はぜひご参加ください!