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「報酬」の多様性に気づけるか?

こんにちは。石田です。

 

今から10年以上前に発表した著書『組織が大きく変わる「最高の報酬」』では、社員が何のために働いているか…つまり働いたことへの「報酬」として何を望むか、について深く言及しました。

 

大きな会社に入り、バリバリ仕事をして、その結果高い給料をもらい、車を買い、家を買い、それで幸せ。

 

そんな〝わかりやすい〟幸福のモデルを誰もが想定するという時代は、すでに終わっています。

 

しかしながら、まだ「報酬の多様性」を理解していない経営者も多いもの。

 

「何のために働く? それは『お金を得る貯め』に決まっている」

 

「高い給料を目指して、 誰もが仕事をがんばるのだ」

 

…そう、単純に考えてしまうわけですね。

 

人材活用に長けた経営者・リーダー・マネジャーは人が「何のために」働くか? 

つまり働き手1人ひとりの「動機付け」を把握することに注力します。

 

「やりがいを感じたいから」

「自分の時間を大事にしたいから」

「もっと成長したいから」

「社会に貢献していることを実感したいから」

 

10年前の著書でもお話ししたことですが、人が「何を動機付けとするか」は、

十人十色。

 

経営者・リーダー・マネジャーはそれを知らなければならないのです。

 

では、どうすればいいか?

 

そのためには、当たり前のことかも知れませんが前回のメルマガでもお話ししたように働き手の「声を聞く」ことが必要なのです。

 

たとえば仕事が終わった後に上司が部下を飲みに誘う…。

 

そこで何がなされているかといえば、上司の説教…。

 

そうではなく、そんな職場を離れた空間だからこそ、上司は部下が「どんな報酬を求めているノか?」つまり動機付けとなる価値観を探るべきなのです。

 

コロナ禍で対面の深いコミュニケーションが難しい今。それでもオンラインを通じてコミュニケーションは取ることができます。

 

こんな今だからこそ、経営者・リーダー・マネジャーはあらためて自身の抱えるスタッフの動機付けに着目してみましょう。

 

「彼は、彼女は、何を求めて仕事をしているのだろう」、と。

 

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