こんにちは。石田淳です。
コロナ禍でのリモートワークで1日中家で座りっぱなし…。
そこで、健康づくりやダイエットのため運動を始めようと思う人も多いことでしょう。
何度もお伝えしているように、こうした〝新習慣〟を手に入れるためには、まず「少しずつやる」というベイビーステップが大事です。
いきなりハードルの高い目標を設定して挑んで続けることができなかった…。その事実が自己肯定感を低くし、「どうせ自分はやっても続かない性格」とその後もあきらめてしまいがちです。
「続かなかったのは(目標の)ハードルが高かったから」
と割り切り、簡単にできるハードルの低い行動を計画するようにしましょう。
一つひとつのステップをクリアすることで達成感、自己効力感が高まり、次のステップへの後押しとなり、やがてそれは「習慣」として定着するのです。
まずはベイビーステップで。
そしてさらに、達成感、自己効力感を高めるためには、行動の「見える化」にも直目しましょう。
たとえば健康のため、「毎日分歩く」という習慣を身につけたい場合…。「歩く」という漫然とした目標ではなく、「30分歩く」「1日1万歩歩く」などの具体的な目標にすることが大事です。
その行動の「見える化」とは?
そう、数値として表す、ということですね。
何も難しいことではありません。
時計、タイマーで「30分」という時間を計る。
スマートフォンなどの歩数計で歩数を出す。
それでいいのです。
こうして「数字で表し」「それを確認する」ことで「今日も行動できた」「目標に達した」ことが大きな達成感、自己効力感を生み出すのです。
何度もお話ししているように、行動科学マネジメントにおける習慣づくり、セルフマネジメントは、「自分の気持ち」だとか「意志」に頼るものではありません。
むしろ、頼るべきは「目に見える数字」。
あなたも、自分の行動を計測して目に見えるものにしてみましょう。