こんにちは。石田淳です。
前回のメルマガでお伝えした「行動科学パブリッシング」の第一弾書籍(電子)。
タイトルが『子どもを伸ばす技術』に決まりました。
自己肯定感を高めてあげることで、「何でも自分から取り組む」子に育てるという内容です。
著者は私たちの会社の教育部門の責任者であり、行動科学マネジメントに基づいた学習塾を運営する松田新士。
この本で紹介している数々のノウハウも行動科学に則ったものです。
「もっと自信を持って」
「やる気を出して」
「やればできるんだから」
などと言われても、だからといって自信を持てるわけでもない、やる気を出すってどういうことなのかわからない。やればできるといわれても納得できない。ならば、そうなるように働きかけをすればいい。
その働きかけのひとつが
「小さな成功体験を積ませる」というものです。
できることを、少しずつやる。それができたことで達成感を得て「自分にはできるんだ」ということを知り、自己肯定感が育まれます。
自己肯定感が高くなった子どもは、達成感を味わいたいがために新しいこと、次の目標へチャレンジします。
そう、「何でも自分から取り組む」わけですね。
この本ではこうしたしくみの作り方、具体的に親が家庭でどのような取り組みをすればいいかを詳しく紹介しています。
もうおわかりのように、これは行動科学の「人間の行動原理」に基づいたものなので、もちろん大人にも当てはまることです。
「どうせ自分なんか」
と、何事にも消極的な部下にもっと積極的に仕事に取り組んでもらいたい。
そう願うリーダーは、「自信を持て」と言うだけではなく、部下の自己肯定感が高まる「しくみ」を回すべきなのです。
子どもを持つ親だけでなく、多くの人に読んでいただきたい『子どもを伸ばす技術』、どうぞご期待ください。