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「管理をしない」というマネジメント?

こんにちは。石田淳です。

「石田さんはマラソンレースやトライアスロン、 登山などで、長期間海外行くことが多いですよね。 その間、会社のことは心配ではないんですか?」

「よほど管理体制がしっかりしていて、 細かいマニュアルも用意されているのでしょうね」

そんなことをよく言われます。

「行動科学に基づき、管理が徹底されている」

多くの人が私の会社に対してそんなイメージを持っているようです。

でも実際は……。

基本的に私の会社は「ノー管理」。

ゴール設定としての数値目標は当然ありますが、目標を達成できなかったからといって特別なペナルティが用意さてれているわけではありません。

簡単なチェックリストがあるだけで、こと細かなルールが書き込まれたマニュアルも存在しません。

もちろん、タイムカードや日報といったものも無しです。

社員は自分でやるべきことを考え、やりやすいように行動をしています。

「いつも言っていることとは違うのでは?」

そう思う人もいらっしゃるでしょうか。

しかし、「行動科学マネジメントは部下を徹底管理するもの」というイメージこそが大きな誤解です。

「管理」という言葉自体、私はこれまでもあまり使ってはいません。

どういうことか?

「(部下の)行動自発率を高めること」
「(部下が)自発的に行動すること」

これらの重要性については、何度もお話ししていますね。

なぜ重要か?簡単にいってしまえば、部下が自発的に行動するほうが、成果に結びつくから、です。

数値を管理され、行動を管理され、時間を管理され、毎日マネジャーが目を光らせている……。そんな状態では、部下が「自発的な行動」をとれるものではありません。

当然のことながら、「ノー管理」の状態になるにはそれなりの段階が必要です。マニュアル、チェックリストを用いたり、コミュニケーションの頻度を高める取り組みは、その段階のひとつといえるでしょう。

ただ、行動科学マネジメントが目指す「自発的に行動する部下」づくりの果てには、「ノー管理」、つまり「管理しなくても(組織として)成果が出る」というとても望ましい状態が待っている、ということです。

次回、さらに詳しくお話ししましょう。

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