こんにちは、石田淳です。
突然のご報告ですが、このたび、
ヨーロッパ最高峰の「エルブルス山」登頂に
成功しました!
ロシア・コーカサス山脈にあるエルブルス山は、標高5642mの「ヨーロッパで最高峰」の山です。
実は私は、この山への登頂に挑戦するため、6月中旬よりロシア遠征を敢行、このたび登頂に成功することができました。
マラソン、トライアスロン等、私がさまざまな競技に挑戦し続けてきたことは、雑誌や書籍などでもたびたび話題にしてきたため、多くの方が知るところかと思います。
フルマラソン、トライアスロン、
ウルトラマラソン、サハラ砂漠横断マラソン、
南極アイスマラソン、アマゾンジャングルマラソン……。
こうした挑戦の「はじめの一歩」が
「週2回、30分ほど歩く」だけだったということも、
行動科学マネジメントの「段階を踏む」ことの好例として、
何度もお話ししてきました。
挑戦のたびに達成感と自己効力感を得て、さらに大きな目標へと駆り立てられ、
今年の2月からは、これまでやったことのない「登山」に挑戦しました。
登山初心者だった私がたった4カ月という極めて短い準備・トレーニング期間にも関わらず
セブンサミット(七大陸最高峰)のひとつであるエルブルス山を極めることができた理由のひとつに、ある人物の存在があります。
その人物とは、山岳ガイドの倉岡裕之さん。
日本人最多エベレスト登頂記録を持ち、かの三浦雄一郎氏の
80歳でのエベレスト挑戦プロジェクトやTV「世界の果てまでイッテQ!」のエベレスト登山企画にも参加された方です。
倉岡さんの素晴らしいご指導がなければ、いかにこれまでの達成感、自己効力感が後押ししたとしても、
この登頂は不可能だったでしょう。
行動科学マネジメントにおける「続ける技術」のお話をする際、
私はかならず最初に、
「人が〝できない〟という理由は、たった2つだけ」
「それは〝やり方〟を知らないか〝継続の仕方〟を知らないかである」
ということを伝えます。
これは逆にいえば、
「〝やり方〟と〝継続の仕方〟を知っていれば、
物事は達成できる」
ということです。
登山初挑戦の私に必要だったのは、
「やり方」を知ることでした。
これを知る上で、倉岡さんは「やり方を知っている」、そしてガイド、インストラクターとして「やり方を教える」最高の人物だったのです。
しかし、今回のエルブルス山登頂は私にとって「ラストゴール」ではありません。
この挑戦のラストゴールは何かといえば、それは来年4月に予定している「エベレスト登頂」です。
来年2月の南米のアコンカグア(標高6960.8m)へも挑戦します。
着々とゴールをクリアし、世界最高峰へたどり着きたいと思います。
もちろん、この挑戦は多くの協力してくれる皆さんのおかげでできることでもあります。
この場を借りて、感謝を!