新年明けましておめでとうございます。
石田淳です。
昨年も多くの方々にメルマガ、ブログを読んでいただき、
お礼申し上げます。
ここで2018年に人気(多く読まれた)記事を
ご紹介しましょう。
10位「生産性向上」で気をつけること
https://www.will-pm.jp/productivity/
9位 行動科学への誤解?
https://www.will-pm.jp/misunderstanding/
8位 辞めさせないマネジメントとは「やる気」を引き出すことではない?
https://www.will-pm.jp/motivation-2/
7位 現場マネジャーの本来の役割とは?
https://www.will-pm.jp/20180717-2/
6位「行動あるのみ」は大間違い?
https://www.will-pm.jp/only-action/
5位「有給休暇の消化」は企業の義務
https://www.will-pm.jp/paid-holidays/
4位 マニュアルづくりの「やってはいけない」
https://www.will-pm.jp/manual/
3位 ペナルティの是非を考えよう
https://www.will-pm.jp/penalty/
2位 「○○を意識して仕事をしよう」は注意
https://www.will-pm.jp/conscious/
そして……。
1位「自分ではやったつもり」は、もう禁止
https://www.will-pm.jp/intendtodo/
という結果になりました。
1位の記事の内容は、
「〝何を、どれだけやったか〟ということを
数値化、具体化することこそが、
〝やったつもりなのに(結果が出ない)〟をなくす方法」
というものでした。
最近では、
「メンタル」や「マインド」というワードが、
ビジネス界においても注目されていますね。
ただし、これらをビジネスマネジメントに落とし込む際には、
必ず具体性が伴っていなければなりません。
たとえば部下に対して
「彼はメンタルが弱っている」
と見解を持つのであれば、
「何が、どのくらい、どうか」
という具体性が必要です。
あくまでも極端な例で恐縮ですが、
「これまで○件だった訪問件数が
○件にまで落ち込んでいる」
「これまで○回ほどだったミーティングでの発言回数が、
だいたい○回くらいになった」
などと数値化するべきなのです。
こうした「具体化」がなければ、
まさに「自分ではそう感じた」という、
勝手な思い込み、勘に頼った再現性のないマネジメント、
ということになります。
「メンタル」「マインド」「心」「モチベーション」
……実体の見えづらいものが注目されている今だからこそ、
リーダー、マネジャーはそれらの言葉を安直に受け止めず、
「観察」や「計測」に注力したいものです。
これからも時代は大きく動いていきます。
価値観、常識も変わっていくでしょう。
しかし、人間の「行動原理」は、
変わるものではありません。
だから、人の「行動」にフォーカスする。
どんな行動を、どのくらい取るのか?
これを検証し、相手に伝えることこそ=具体化が、
すべてのマネジメントの基本です。
2019年も、合言葉は「具体化」でいきましょう!