■ある大手企業のハイパフォーマーのKさんに
インタビューしたとき、彼はこう言いました。
「ニオイで分かるんです」
どんな仕事であれ、ハイパフォーマーと呼ばれる多くの人がこう言います。
■ハイパフォーマーは何をするにしろ、
自分の感覚に従って行動すれば結果が出てしまうことが多いです。
■もちろん、全てを感覚に頼っているわけではなく、
普段から結果を出すための努力は人一倍しています。
■しかし、何故自分がハイパフォーマーであるのか、
他の普通のレベルの人と何が違うのか
言語化できない人がたくさんいます。
■こういった人がマネジャーになるとやっかいです。
結果を出すための行動を言語化できない、見える化できない。
■従って部下への指示や指導も
あいまいなものになってしまうのです。
「ニオイで分かるだろ!」
と言ったって分かるわけがありません(笑)。
■「名選手、名監督にあらず」
と言う言葉がありますが、
優れたプレイヤーが、必ずしも優れたマネジャーに
なれるわけではありません。
■マネジャーとしても高いレベルを目指すのであれば、
普段から自分の行動を言語化する習慣をつけましょう。
■日報のように仕事の終わりに、
あるいは帰宅してから振り返るのでもいいです。
■アタマで言語化するだけでなく、
ノートでもPCでもいいので、文字で書き留めておけば
マネジャーになったときにそれが財産になるはずです。