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▼トータルリワードが重要な時代

■僕が社会人になったころは、
朝から晩まで働き詰めで、午前様は当たり前でした。

■何しろ「24時間働けますか」
が合言葉の栄養ドリンクが爆発的に売れていた時代。

 

■僕だけでなく、多くの会社員が
長時間労働に従事していました。

 

■しかしすでに時代は完全に変わりましたね。

当たり前ですが、今の若者の多くは長時間労働に抵抗感がありますし、
企業としても長時間労働を強いる事はもう法的、社会通念上もできないでしょう。

 

■僕がトータルリワードに関する本を書いた9年前とは隔世の感があります。

あの頃に、時短やサンキューカード、風通しの良い職場作りの話しをしても、
長時間労働を良しと育ってきた管理職世代には受け入れられませんでした。

 

■トータルリワードとは労働の報酬を金銭だけに絞るのではなく、
感謝や成長、ワークライフバランスなどの非金銭的なものも含めて捉えるという概念です。

 

■トータルリワードとは、この6つです。
・A(Acknowledgement)感謝と認知
・B(Balance)仕事と私生活の両立
・C(Culture)企業文化や組織の体質
・D(Development)成長機会の提供
・E(Environment)労働環境の整備
・F(Frame)具体的行動の明確な指示

重要なことは、個人の努力に任せる事をではなく、
マネジメントにトータルリワードを仕組みとして導入するということです。

 

■望ましい行動をとった社員は表彰する、
あるいは何かちょっとしたものをプレゼントするでもOK。

 

■こういった仕組みを単発ではなく、定期的に続けることによって、
組織に定着させてください。
社員の離職率も下がり、風通しの良い職場ができるはずです。
ぜひ、お試しください。

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