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課長塾シリーズ 課長のABC

課長塾シリーズ 課長のABC

著者石田淳
出版日2019/10/18
出版社日経BP
ページ数244ページ

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【内容紹介】

あなたがもし、「マネジメント」を複雑で難しいものだと感じているとしたら、
そもそもそこにどんな基本項目があるのかすら、教えてもらっていないからです。

本書では、その「ABC(つまりイロハ)」から理解できるように、
マネジメントの秘訣をエピソードに分解して、一つずつ身に付けられるようにしています。
マネジメントをはじめとしたよりよい「課長=マネジャー」となるための心得を、
「行動科学マネジメント」の考え方をベースに、2分間で読み切れる単話形式でまとめています。

それまでいわゆる平社員だった人が、あるときから課長やマネジャーという肩書を与えられると、
いきなりマネジメントという未知の仕事をしなくてはならなくなります。
しかも、そのやり方について誰も教えてはくれません。
私はセミナーなどを通じて、そうした状況に戸惑っている多くの人たちと接する機会がありますが、彼らの悩みは深刻です。

あなたがマネジメントをうまくこなしていくために必要なのは、
部下の内面を推し量って右往左往することではありません。
部下に「いい行動」を繰り返してもらえばいいのです。
そのためには、部下に「いい結果」を手にしてもらう必要があるのですが、ではどうすればいいのか――。
その具体的方法についても、本書を読むことで理解できることと思います。

最初から通してではなく、興味のある項目から読んでもらっても大丈夫。
気になった項目については、繰り返し読んで心に刻んでいただけたら幸いです。

≪目次≫
はじめに

第1章   部下を育てる
  ・「部下を褒める」は己のため
  ・コミュニケーションは「AI」を見習え
  ・「電話を取れ」は半ば脅迫
  ・部下は仕事なんて好きじゃない
  ・「スローガン」は届かない
  ・上司は部下をくじけさせる天才
  ・新人の「質問」は真正面から受け止めよ
  ・ハラスメント問題は、関係性ではなく本人の問題
  ・苦労に価値は、「ある」「ない」どちらも正解
  ・「意識が高い」と「能力が高い」はまったく別物
  ・どう努力しても部下は突然辞める
  ・「つながらない権利」を主張される前に動く
  ・マネジャーの仕事は部下に成果を上げさせること
  ・価値観を伝えるな、行動を教えよ

第2章   組織を考える
  ・完璧なマニュアルは現場が使いこなせない
  ・マネジメントもオーダーメード時代
  ・仕事を「捨てる」ことから始めよ
  ・評価制度はいかなるときも「最新最適」に
  ・日々のビジネスは部下たちの研修の場
  ・若者が「営業をやりたくない」ビジネスは潰れる
  ・「俺がいなくては回らない」仕事など一つもない
  ・離職率を下げるために必要なのは「仕組み」
  ・応用を教えようとせず基本を教える
  ・生産性向上をうたう「非効率の排除」にわな
  ・「有給休暇を取る」のも上司の仕事
  ・絵だけで伝わるマニュアルが理想

第3章   行動で変える
  ・日々のインプットが「才能」をつくる
  ・成功体験は捨てていくもの
  ・「伝言係」の管理職はいらない
  ・大事なのは「頑張る」より「続ける」
  ・部下への指導はエビデンス重視
  ・就業時間外は就業しない
  ・勘や思い込みではなくデータで動く
  ・人を見ないマーケティングは無価値
  ・「重要だが緊急ではない仕事」が結果を分ける
  ・「部下のために犠牲になる」は無能の証し
  ・問題の突破口は「行動」にしかない

第4章   習慣を見直す
  ・来年の目標より今年の検証
  ・「自分のこと」から逃げているからSNSにはまる
  ・変化の時代にはジタバタしない
  ・部下育成は子どもに勉強を教えることに近い
  ・伝わっていなければ教えていないと同じこと
  ・リスクマネジメントを習慣化せよ
  ・理想を述べるな、現実を知れ
  ・パワハラ問題から逃げているとパワハラをしでかす

第5章   将来に備える
  ・100歳まで生き抜く準備はあるか
  ・「何とかなる」という老後は来ない
  ・責任能力がないAIの責任は、結局人が負う
  ・自分のメンタルを守れるのは自分の気づきのみ
  ・一つのすごいスキルより「パラレル力」
  ・学び直しに必要なのは頭脳よりも続ける技術
  ・生き残りの条件は「自分株式会社社長」の意識
  ・「仕事だけ」の人は仕事がなくなる
  ・あらゆる変化を受け入れ利用する人が最強
  ・「老後の不安」は向き合わないと増幅する

おわりに   よりよい課長になるために


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