こんにちは。石田淳です。
ビジネスの現場における
「挑戦する姿勢」「変わろうとする姿勢」
「何かを始める力」を取り戻すためのカギは
「マネジメントの力」
前回はそんなお話をさせていただきました。
行動科学マネジメントをよく知っている方ならこの意見にご理解いただけるかと思います。
「挑戦の気持ちを忘れるな!」
「我が社は〝変化〟を求める!」
「今こそイノベーションを!」
そういったスローガン言葉を発したところで、挑戦のため、変化のために何か具体的な行動を起こすわけではありません。
どうせ挑戦しても失敗する。
変わるなんで無理。このままでいい。
そう思っている若いメンバーたちの気持ちを言葉で変えることは難しいでしょう。
ですからここで、マネジメントの力、〝仕組み〟が必要なのです。
どうせできない、を「できるかもしれない」に。
変わるなんて無理、を「変われるじゃないか」に。
もうおわかりでしょう。
挑戦する習慣を作り出すための最も大切なマネジメントの仕組み、それは「スモールゴールの設定」です。
大きな目標を達成させるという挑戦。
そのラストゴールにたどり着くまでにちょっとした行動によって達成できる小さなゴールを設定してあげます。
「どうせできない」「やってもムダ」そう考える若いメンバーには「できた、うれしい」「自分もできるんだ」の経験が非常に足りないわけです。
だから、リーダー、マネジャーが彼ら彼女らにそうした経験、「行動したことによる良い結果」を与えてあげるわけですね。
これがマネジメントの力です。
そしてこのマネジメントの力は、ビジネスの現場のみならず、自分自身の人生をより豊かにしてくれるといううれしい効果もあります。
次回、さらに詳しくお話ししたいと思います。