こんにちは。石田淳です。
「めまぐるしい環境変化に対応していかなければこれからの企業は生き残れない」
多くのビジネスリーダーたちがそう考えているにもかかわらず、新しい何かに取り組むこと、イノベーションを起こすことにはどこかで躊躇してしまうものです。
新しい取り組みはすなわち、「挑戦」。
「若い世代にはどんどん新しいことに挑戦していってもらいたい!」
「でも今の若い世代は失敗を恐れて物事に挑戦しようとしない」
そう語るリーダーも多いものです。
たしかに今の若い世代は過度に失敗を恐れる傾向が強いかもしれません。子供のころに「失敗を回避する」ように大事に育てられた彼ら彼女らは、ビジネスにおいても失敗の可能性のあることには取り組もうとしません。
また、かつては
「若いうちは失敗して当たり前」
「失敗から学んで成長するんだ」
といった風潮がビジネス界に存在しました。
しかし今、若い世代に「失敗しても構わないよ」と言えるような余裕は企業にはありません。
失敗の可能性のあることには取り組まない次世代。
リスクを許さない企業。
その一方で「イノベーションが必要」と声高に叫ぶ。今、ビジネスの現場はこうした矛盾に満ちています。
ではどうすればいいか?
ビジネスの現場に
「挑戦する姿勢」「変わろうとする姿勢」
「何かを始める力」を取り戻すには?
それは決して精神論の問題ではないでしょう。
そのカギを握るのは「マネジメントの力」。
私はそう考えています。
次回、さらに詳しくお話ししたいと思います。