こんにちは。石田淳です。
以前このメルマガでもお伝えした「『ミスの無い職場づくり』のためのセーフティマネジメントに関する書籍」がもうすぐ完成の予定です。
ビジネスにおけるちょっとしたミスが大きな事故へとつながり、それが顧客からの信頼を失い、企業の存続にも影響するであろうことは、誰もが想像できることです。
そして多くの経営者、マネジャーは「ミスを犯さないような優秀な人材がいればいいのに」と願うことでしょう。
しかし、今は「いい人材」を採用することが難しい人口減少時代の真っ只中です。
今いる人材を「ミスを犯さない人材」に育てることが、組織にとっての重要課題なのです。
ここで、マネジャーのマネジメント能力が問われます。
しかし、人材不足の今、マネジャーがスタッフの安全管理のみに注力することもなかなか難しいことです。
マネジャー自らも〝プレイヤー〟として日々、働かなければならないのですから。
「ミスや事故が起こらないように、常に細心の注意を払ってスタッフを管理する」
こうした取り組みは、現実的には厳しいものでしょう。
では、どうすればいいのか?
そこで考えていただきたいことが、「ミスを犯す」「事故を起こす」とはどういうことか?です。
「ミスを犯す」「事故を起こす」とはすなわち「ミスや事故につながる行動をしている」ということですね。
ならは、その行動を変えればいい。
つまり「安全(につながる)行動をする」ということです。
「ミスを犯さないようにしましょう」
「事故に気をつけましょう」
ではなく、安全な望ましい行動を職場に定着させることが、行動科学的な「ミスの無い職場づくり」のアプローチです。
今回の本では、職場でのミスや事故が起きる背景を考えつつ、安全行動を定着させる具体的な方法について詳しく紹介しています。
発行の詳細については、またあらためてこのメルマガでご案内させていただきます。
どうぞ、ご期待ください!