■「公益財団法人日本生産性本部 – 2016年度 新入社員 秋の意識調査」
を読んだことがあるマネジャー、経営者の方は
どのくらいいるでしょうか?
■僕の周りでも、意外と読んだことがないマネジャーが多いので、
もったいないなと常々思っています。
■このデータに目を通せば、
明らかに若者の仕事に対する意識が変わってきていることがわかるはずです。
■衝撃的なのは
「条件のよい会社があればさっさと移るほうが得か?」との質問に「そう思う」と回答している人が
54.6%を超えていること。
■過半数を超えるのは17年ぶりで、
2016年春の調査に比べて26.6ポイントも増加しているそうです。
■このデータから言えることは、
現在の会社に大きな不満を抱えている人が
半数は存在しているということです。
■普段は穏やかに働いているようにみえる社員も、
仕事が終われば転職の準備をしている可能性大なわけです。
■以前から指摘しているように、
人口減社会では人材確保は至上命題となります。
どの仕事でも人がいなくなれば
成り立たなくなることは火を見るよりも明らかです。
■ほかにも
「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、
趣味などに時間が使える職場が良い」
「子供が生まれたときには、育休を取得したい」
と考える人が80%を超えていることも大きなポイントです。
■今の若者がいかにプライベートを重視しているか
という現実をしっかりと踏まえた上で、
マネジメントするべきだということを
改めて認識しておく必要がありそうです。
■マネジャー視点でなくとも、
データとして非常に興味深いので、ぜひ確認してみてください。