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会社とは「直属の上司」のこと?

こんにちは。石田です。

 

「自ら考え、動くことができる」

 

そんな人材ばかりの組織であれば、中小企業経営者としては、何ともうれしいはずですよね。

 

しかし、人口減少の今、そんな優秀な人材を探してくるのは至難の業。

 

残念なことですが、たとえ優秀な人材がいようとも、多くは大企業に「採られてしまう」というのが現実です。

 

しかし、中小企業だって、あきらめる必要はありません。

 

「今いる人材を底上げする」

 

…つまり〝できない〟と思われるスタッフを〝できる〟スタッフに変える。

 

行動科学マネジメントの大きな魅力であるこの効果は、組織の規模の大小は問いません。

むしろ小さな組織であれば、意思決定の早さなどから、よりスピーディーに効果が現れることもあります。

 

長らくこのメルマガをお読みいただいている方ならよくおわかりのことかもしれませんが、〝できない〟を〝できる〟に変えるためには人材一人ひとりに着目して何とかするのではなく、まず環境を整えることが必要です。

 

つまり「仕組み」の導入ですね。

 

「どんな環境なのか?」「どんな仕組みがあるのか?」

ということが、会社の文化そのものであり、内外からも「この会社はどんな会社なのか?」という評価につながります。

 

当然のことながら、魅力的な環境の企業には人材が集まり、そうでない企業からは人材が流出してしまいます。

 

ところで…。

現存のスタッフはどんな場面において「この会社はどんな会社なのか?」を感じ取るでしょうか?

 

それは「直属の上司」と接する際であることが多いものです。

 

直属の上司がどのような行動習慣を持っているか?

直属の上司が会社をどう捉えているか?

直属の上司は自ら動き、自ら考えることができる人であるか?

 

いくら経営者が環境を整えようと努力しても、あるいは「ウチはこういう会社だ」と声を大きくしても、現場で働くスタッフによっては、現場にいる上司こそが、企業の環境なのです。

 

だからこそ、リーダー・マネジャーの養成が急務なのです。

 

「自ら考え、動くことができる」

そんな人材で溢れる組織をつくるためには、まずは現場のリーダー・マネジャーをそんな人材にしてあげることが先決です。

 

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