こんにちは。石田淳です。
先日、リモートワークを推進する大手企業で「リモートワーク環境のマネジメント」をテーマにしたZoomオンライン研修が実施されました。
新型コロナウイルス感染拡大問題をきっかけに一気に一般化した「リモートワーク」。
かつてのやり方=現場でのやりとりに慣れたリーダー・マネジャーの方々にとっては、やはりさまざまな不安、やりづらさもあったようです。
この研修では、多少なりともそんな不安を解消し、今後取り組むべきことを見つけていただけたかと思います。
今後取り組むべきこと……。
事後のアンケートを拝見すると、多くの方が「具体化」「言語化」を挙げていました。
やはりマネジメントにおいて部下との「コミュニケーション」の在り方は大きなテーマです。
オンラインでのリモートワークが普及したことで、仕事のスタイルが大きく変化し、
「これまでのやり方が通用しないのではないか?」
「オンラインでのコミュニケーションのポイントは?」
と考えるのは、当然のことでしょう。
しかし、このメルマガでは何度もお話ししていることですが、リモートであろうと、リアルな対面コミュニケーションであろうと、人間の行動原理は変わることはありません。
行動科学マネジメントは人間の行動原理に則ったマネジメントですから、根本は同じこと。
そのひとつが、多くの方に取り組もうと思っていただけた「具体化」「言語化」なわけです。
「曖昧な言葉をすべて排除する」
「スローガンを掲げるのではなく、明確な行動を伝える」
「『意識』を変えるのではなく『行動』を変える」
「大切なのは声かけの『回数』」
などなど、これまでにさまざまなメディアでお話ししてきた行動科学マネジメントにおけるコミュニケーションの基本概念は、そのままリモートワークに適応させることができます。
次回、さらに詳しくお話ししましょう。