こんにちは、石田淳です。
10月23日、今月もうひとつの新刊『気づいたらうちの子…勉強してる!~行動科学で勉強習慣をつける』が大和書房より発売となります。
「自分の状況を理解し、 自ら課題を見つけ出し、それを解決しようと取り組む」
……そんな部下がいたら、あなたはどう思いますか?
とても頼もしいでしょうし、あなた自身の仕事ももっと楽になるはずですよね。
部下をそのような人材に育て、部下が自ら成長していく姿を見ることは、まさにリーダー・マネジャーにとっての幸せといえます。
そしてこれは、ビジネスマネジメントの世界だけの話ではありません。
「人を育てる」
「教育する」
ということに関しては、自分の子どもに対しても同様です。
「自分の学習状況を理解して、自ら課題を解決しようと取り組む」
自分の子どもがそうなってくれれば、親としてはとてもうれしいはずです。
AIの普及によって多くの仕事が消滅するといわれている未来。
強く生き抜くためには、どのような状況になっても対応していける力、課題を自ら発見し、問題解決できる力が必要です。
そうした力は、子どものうちの「勉強の習慣」によって育まれます。
「うちの子は勉強が嫌いなんです」
「わからないことがあっても放置している」
「勉強に対するやる気がない。やる気さえ出せばできるのに」
これらの言葉が誤解であることは、行動科学マネジメントを知る人であればよくわかるでしょう。
子どもは勉強が嫌いなのではなく、やる気の問題でもない。
ただ、「やり方」がわからないだけなのです。
私が経営する私塾「パーソナルスタディ」では、子どもたちにこうした勉強習慣を身につけてもらうために、行動科学マネジメントのメソッドを存分に活用しています。
その結果として顕著なのは、「勉強をやらない子」が「勉強する子になる」ということ。
トップ2割の「勉強ができる子」は、親が心配しなくても自ら勉強します。
まさにビジネスマネジメントの世界と同様なんですね。
新刊『気づいたらうちの子…勉強してる!~行動科学で勉強習慣をつける』
を書く動機も、実はクライアントである企業の子どもを持つ女性社員の方々から、
「行動科学マネジメントを試してみたら、
うちの子が自分から宿題をやるようになった!」
という声を多くいただいたことにあります。
勉強の習慣を身につけるということは、
単に「成績をアップさせる」こと、
「いい学校に行くこと」だけが目的ではありません。
「大変な時代を生き抜く力を手に入れる」
そのために、幼少期の習慣が大切なのです。