■仕事柄、部下育成やセルフマネジメントについて
相談を受けることがありますが、
その方の話を聞いていると
「認知のゆがみがあるなと」
と感じてしまうことがよくあります。
■いくつかパターンがあり、
僕のセミナーでも紹介し、
注意点を説明しています。
■ネットサーフィンしていたら、
『Fernwelt』というブログの
「認知の歪みの定義10パターン~思考のマチガイを見つけるツール」
に分かりやすい記事が載っていました。
下記の思考の偏りを解説されています。
一部抜粋すると、
↓ ↓ ↓
1.全か無か思考――ものごとを白か黒かでしか考えられない。完璧主義。
2.一般化のしすぎ――1度や2度の失敗で常に起きるものと思い込む。
「いつも」「絶対」などという言葉を使いがち。
3.心のフィルター――良いことをすべてシャットアウトし、
悪いことばかりを思い出させてしまう。
「今までいいことなんてひとつもなかった」etc。
4.マイナス化思考――良いことを悪いことに置き換えてしまう。
仕事で大きな成果をあげても「過去の失敗の償いに過ぎない」etc。
5.結論への飛躍――人の断片的な行動や発言だけで、その人が
どう思っているか決めつけてしまう。だれにもわかるはずのない
将来を決めつけてしまう。
6.拡大解釈と過小評価――自分の失敗を必要以上に大きく、
自分の成功を極端に小さく考える。
7.感情的決めつけ――感情を根拠にものごとを決めつける。
8.すべき思考――「~すべき」「~しなければならない」と考えてしまう。
9.レッテル貼り――自分や他人のイメージを固定化してしまう。
「まったく私ってヤツは」etc。
10.個人化――ものごとの責任の所在が、責任のない自分にあると考える。
「プロジェクトの失敗はみんなには責任がない。私が全部悪いんだ」etc。
(以上、『Fernwelt』の
「認知の歪みの定義10パターン~思考のマチガイを見つけるツール」
記事より一部抜粋)
■たとえば、部下が失敗したとき、
叱るのは部下自身ではなく、部下の行動です。
また、部下との信頼関係を築くためには、
積極的に部下の良い行動を見つけ、
承認することが大切です。
■みなさんは、認知のゆがみがありませんか?
定期的にセルフチェックしてみてください。
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