アメリカのビジネス界では、
心理学者B・F・スキナーが唱えた「行動分析学」という
学問をベースとした科学的マネジメントが一般的となっています。
大企業はもとより、官公庁や各種団体、機関がこの手法を導入し、
教育機関での実践事例も年々増加しています。
このマネジメントに、効果測定に基づき、
日本的な「人間関係を重視した」マネジメントを考慮し、
良い部分を掛け合わせ、日本に適するようにアレンジしたものが、
「行動科学マネジメント」です。
行動科学マネジメントは、人間の行動原理に着目した、
極めて〝科学的な〟マネジメント手法といえます。
・行動を徹底的に観察、計測、分析する。
・良い結果につながる行動を促す。
・悪い結果につながる行動を抑制する。
これらのコントロールを意図的に行うことが、
行動科学マネジメントの基本です。
「科学的」とはすなわち、再現性がある、ということ。
同じ条件下おいては常に同じ結果が得られる……。
つまり「いつ」「どこで」「誰が」やっても、
同じような結果が得られるマネジメントなのです。
ですから、マネジメントの対象を選びません。
企業においても、年代、性別、属性、職種を問いません。
・ビジネス(会社での上司による部下へのマネジメント)
・個人(セルフマネジメント=習慣、勉強法やスポーツ関係)
・教育関係(子育て、学校教育、障がい児教育等)
など、全方位をカバーする、
まさに〝万能〟のマネジメント手法……
それが行動科学マネジメントです。