こんにちは、石田淳です。
2021年に発売された拙著『無くならないミスの無くし方』(日本経済新聞出版刊)が大幅に加筆され、【決定版】として文庫化されます。
『無くならないミスの無くし方』は職場の「安全管理マネジメント」にフォーカスし行動科学マネジメントの理論に則ったBBS((Behavior Based Safety)=組織行動セーフティマネジメントを解説したものです。
ご存じのように行動科学マネジメントのアプローチは、人の内面を変えようとするものではありません。
したがって安全管理に関しても
「ミスの無いように細心の注意を」
「安全意識を徹底するように」
「確認作業を怠らないように」
などといった曖昧な〝スローガン言葉〟には頼りません。
変えるのは意識ではなく、行動。もっと言えば、安全につながる望ましい行動を継続させ、それを習慣として職場に定着させる。
これがBBSの目指すものです。
前述の書籍をきっかけにBBSの考え方・手法を本格的に職場に導入されたリーダー、マネジャーも大勢おられます。
言うまでもなく、職場における「ちょっとしたミス」は大きなミス=大事故につながることもあり、そうなってしまうとまさに企業にとっては存続を左右することになりかねません。
ミスの多い企業からは顧客も離れ、また働き手となる人材も集まることはないのです。
「安全文化を職場に定着させる」
言葉だけ聞くと、それこそスローガンのように感じられるかもしれませんが、このことを仕組みによって実現させるのが、BBSというマネジメント手法なのです。
次回、「職場に存在するミス(の種)」について、さらに詳しくお話ししたいと思います。
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■アップデートされた【決定版】
2026年現在、職場に起こる「ミス」「事故」の要因は、ほんの数年前と比べてかなり増加しています。「文庫版」では、こうした「新たな脅威」についても言及しています。