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行動科学の「ABCモデル」を知る

こんにちは、石田淳です。

 

「ABCモデル」

 

私の著作でも、またセミナー研修でも繰り返し繰り返しお話ししている、行動科学マネジメントの根幹ともいえる概念です。

 

行動科学マネジメントにおける「人が行動を継続するメカニズム」は、

 

A(Antecedent)先行条件……行動を起こすきっかけ。行動する直前の環境

B(Behavior)行動……行為、発言、ふるまい

C(Consequence)結果……行動によってもたらされるもの

 

行動した直後の環境変化によって表わされる。そして、Cの「結果」を「望ましいもの」にすることで、人は行動を繰り返すわけです。

 

したがって、相手(それは部下であったり、あるいは自身であったり)に望ましい行動を繰り返してもらうならば、C=結果を〝メリットのあるもの〟にする。これが行動科学マネジメントの「仕組みづくり」です。

 

前回お話しした「(部下を)ほめる」という取り組みも「(望ましい)行動をした→ほめられた」という行動の結果にメリットを与えることになるからですね。

 

なぜ〝今さら〟のようにまたこのお話をしているか?

 

それは、実情として多くのビジネス現場のリーダー、マネジャーがこの事実(原理)に気づいていないからです。

 

たとえば先頃行った大手メーカーでの研修でも、ご参加いただいた方の多くがこの「ABCモデル」への関心を深めてくれました。

 

「人が(望ましい)行動を繰り返す」

 

このメカニズムが根底にあれば、マネジメントはもっと楽に、もっと有効に作用します。

 

たとえば行動した際のメリットのある「ほめ」にしても、もちろん相手によってそのほめ方は違ってくるものです。

 

ここが、リーダー、マネジャーの腕の見せどころです。

 

「人間の行動原理」

 

それはどんな時代でも、変わるものではありません。

 

しかし、相手のパーソナリティーによって、使う言葉は使い分けなければならない。

 

まず根底に「ABCモデル」という原理があることを知り、それをどうカスタマイズしていくか……ということでリーダー、マネジャーの質が問われるのでしょう。

 

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『短期間で社員が育つ「行動の教科書」』

 

本書は行動科学マネジメントの基本を最も端的に表わしている一冊といえます。リーダー、マネジャーにはぜひご一読いただきたい「基本の一冊」です。

 

 

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