fbpx

AI時代とマネジメント①

こんにちは、石田淳です。

 

前回お話ししたように、研修やセミナー、講演会などで現場で活躍するリーダー、マネジャーの声を直接聞くなかで、とても多いテーマが「人手不足問題」です。

 

「働き手がいない」

「若い人材がなかなか採用できない。定着しない」

 

企業側のこうした悩みははっきり言って〝あらゆる業界〟に共通するものです。

 

「人がいない」

 

これはどんな手を尽くしても解消されるものではありません。

 

「人がいない」「人を採るのは難しい」

 

今の企業は、これを大前提として企業活動を行っていくことが運命なわけです。

 

こうした問題に対する行動科学マネジメントの答えが「今居る人材の底上げ」ということになります。

 

「普通の人材をハイパフォーマーに変える」

 

そのための施策作り(教育・育成の仕組み作り)こそ、今のマネジャーに強く求められていることでしょう。

 

そしてこれとは別にもう一つ、現場の声としてよく聞かれる話題があります。

 

それは「AIの活用」について。

 

今注目の生成AI。これを現場の仕事で活用して仕事の効率化を図ろうとする思案が、これもまた業界を問わずよく見受けられます。

 

私たちももちろんAIには注目しており、業務にもさまざまな局面で積極的に取り入れている最中です。

 

では、こと「マネジメント」においては、AIはどのように作用するでしょうか?

 

あえて抽象的な言い方をすれば、AIの効力は、「時間短縮」にあります。

 

たとえば担当者が一人で企画書を作る場合、これまでは1日がかりでおこなっていた企画書作りが、AIにある程度の叩き台を作らせることで半日、あるいはもっと短い時間で作成できる、など。

 

これは効率化を考えた際には、非常に大きな恩恵といえます。

 

「仕事を抱え込み過ぎ」というプレイングマネジャー問題も、AIの発達によって解消される部分が多々あるのではないでしょうか。

 

反面、AIでは「まかないきれない作業」というものもありますね。

 

マネジャーにとってのそれは、やはりメンバーとの「信頼関係作り」でしょう。

 

次回、さらに詳しくお話ししたいと思います。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■石田淳 著作紹介33

『教える技術 チーム編』かんき出版 2014年刊

 

メンバー1人ひとりの育成のみならず「チーム」「組織」の全体を伸ばすことに焦点を当てた、ベストセラー『教える技術』の続編。「上司」という立場により言及したもので、そのポイントには「ズバ抜けた能力」や「カリスマ性」「人徳」といったものは関係しません。初めて部下を持った人には特にオススメの一冊です。

石田淳の「行動科学マネジメントの視点」Youtubeにて公開中!

石田淳の「行動科学マネジメントの視点」をYoutubeにて公開しております。社長・リーダー・管理職の方はもちろん、今後のキャリアアップを目指しているビジネスパーソンに必見の内容です。

 

 

無料PDFレポートをダウンロード頂けます

これまで5500社以上の企業で導入・実施してきた行動科学マネジメント・ノウハウの一部をPDFレポートとしてダウンロード頂けます。ぜひご参考ください。

 

記事一覧