こんにちは。石田淳です。
このメルマガも今回が2024年最後の配信となります。まずは今年1年、お付き合いいただき誠にありがとうございました。
あなたにとっての2024年はどんな年だったでしょうか?
厳しい状況のなかでリーダー、マネジャーとして役割を果たすのはとても大変なことだったと思います。
「厳しい状況」。
今年は特に「物価高騰」がその顕著な例だったでしょう。
原価が上がることで廃業を余儀なくされる会社や店舗の話も、よく聞いたものです。
さらに、長年にわたり続く大問題である「人材不足」問題。
時間外労働時間の上限の改正による物流業界の「2024年問題」は、メディアでもたびたび取り上げられました。
「トラックドライバーを増員したいけれど、その人材がいない」これは物流業界のみならず、さまざまな仕事に影響を与える大きな問題です。
「人口減少による人材不足問題」
残念なことですが、この問題は来年も、いや、これからずっと続いていきます。
人口の数を見れば明らかなことであり、いきなり「世の中に働き手が増えた」などということはありません。
企業は常に「人材から選ばれる」ものであり、簡単に「優秀な人材を採ろう」ということは極めて困難なのです。
「働き手がいない」
この問題を解決するためには単純なことではありますが「今いる人材の底上げ」が最も有効です。
人を採ることに注力するのではなく、人を育てることに注力する。
しかもまさに企業存続の危機のなかですから「短期間に育つ」ことが条件です。
もちろんここでいう「人を育てる」とは、「仕事において大きな成果を出してくれる」ようにと人材を育成するということです。
そのために重要なことは企業の「文化」の創造だと考えます。
文化といっても「社風」みたいなものとは意味が違います。
一言でいえばそれは「仕組み」ともいえるかも知れません。
どんな仕組みか?
そう、「人が育つ仕組み」です。
「あの会社は人材が育つ」
そんな会社には、おのずと多くの人が目を向けることでしょう。
またこのお話は年明けのメルマガでも触れたいと思います。
リーダー、マネジャーのあなたとともに、来年も進んでいきたいと思います。
2024年、お疲れ様でした!良いお年をお迎えください!
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■石田淳 著作紹介29
『行動科学のビジネス手帳2025
ブラック・見開き1週間バーチカル (永岡書店の手帳) Diary』
以前も紹介した行動科学手帳ですが、今年最後のオススメとしてあらためての紹介です。「もう入手しました。毎年使っています」「毎年これで目標達成を図ってるんです」といったうれしい声もいただいています。スケジュール管理もスマホのアプリで、という人も大勢いることと思いますが、「スグに見返すことができる」という手帳の良さ(行動のハードルが低くなる)をあなたもぜひ実感してみてください。