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上司は仕事を「捨てなければならない」

こんにちは。石田です。

 

「日経ビジネスオンライン」に私の記事が掲載されました。

 

テーマは「上司がタスクを『捨てる』方法」。

 

「プレーヤーとしての仕事が忙しすぎて、部下の育成に時間が割けない」

 

実は、上司のそんな嘆きの声を最近とてもよく聞くようになりました。

 

人材不足の今、組織を構成するメンバー一人ひとりに課せられたタスクは非常に多いものとなっています。

 

しかし忘れてはならないのは、リーダー、マネジャーの立場に置かれた人の「本来の役割」です。

 

「部下に成果を出してもらう」

 

このメルマガでも何度もお話ししているように、これこそがリーダー、マネジャーの本来の役割。

 

部下に成果を出してもらうことで企業の業績をアップさせることが、マネジメントの本質であるはずです。

 

ところが、今のリーダーマネジャーは「それどころではない」というのが現状です。あれこれと業務を抱え込み、

自らがプレーヤーとして成果を出すことに回ってしまう……。

 

シビアな言い方をすれば、マネジメントが「機能不全」になっているわけです。

 

プレイングマネジャーの多忙さから脱して部下育成に注力する。その結果として組織に成果をもたらす。

 

この流れを作るうえでまず着手すべきことは何か?

 

それはリーダー、マネジャー自身が自らの「プレーヤー仕事」を減らすこと。「仕事を捨てる技術」を身につけることです。

 

詳しくはぜひ「日経ビジネスオンライン」の記事をチェックしていただきたいのですが、ここで強くお伝えしたいのは、「仕事を捨てる」ことは、リーダー、マネジャーが自身へのマネジメントで可能になる、という事実です。

 

自ら「仕事を減らす」ということに大きな不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その目的はあくまでも「組織が成果を出すため」ということなのです。

 

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『課長の技術 部下育成バイブル』 日経BP 2016年刊

 

「部下に成果を出させるためのリーダーの心得」をまとめた一冊。日々の仕事で部下と接するうえですぐに役立つさまざまな「技術」を紹介しています。

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