こんにちは。石田淳です。
今、注目されているビジネスパーソンの「学び直し」。そして「リスキリング」についてはかつてこのメルマガでもお話ししましたね。
仕事柄、さまざまな業種業態の多くのビジネスパーソンと触れるなかで、近年、この学び直し、新たな学習の必要性を意識する人がとてもたくさんいるように思います。
「人生100年時代」という言葉が一般に広まり「これからもずっと働き続けなければならない」ということに不安を感じている。
コロナ禍の経験で、何が起きるか予測不能の時代を強く意識し、状況に振り回されない「ポータブルスキル」が重要だと感じている。
新しい働き方(リモート等)の選択肢が増え、新しいスキルを身に付けることでビジネスの幅も拡がるだろうと考える……。
理由は各人さまざまでしょうが、ある程度の年齢になってもある程度のキャリアがあってもまだまだ〝勉強〟が必要だということに気づいている人が大勢いるということです。
あくまでも私個人の見解ですが、私の周りを見ていても「勉強し続けている人」はとても生き生きとしています。実際にビジネスにおいても、これまでやり方に固執することなく新たなチャレンジによって成果を出したりもしています。
生き生きとしているのはビジネスの充実のみならず、新しい学びによってプライベート、たとえば新しい趣味などを始めるなんてことも関係しているでしょう。
つまり勉強し続ける人はQOL(Quality of Life)が高いのです。
しかし、「勉強」と聞いて途端にネガティブなイメージを抱く人も多いことでしょう。
「嫌なことをガマンしてやらなければならない」
「学生時代、勉強は苦手だった」
「忙しくてそんな時間はない」
今さら勉強なんて……!と思ってしまうのです。
しかし「勉強し続ける」とは、言い換えれば「勉強する習慣を持つ」ということ。嫌々やることは「習慣」とは言いません。
次回、さらに詳しくお話ししましょう。