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「どんな動き」が成果を生み出しているか?

こんにちは。石田です。

 

「自分の会社に必要な仕事は何か?」を明確にしておくことが、今すぐ着手すべきジョブ型社会への準備だというお話を前回させていただきました。

 

必要な仕事を明確にするためには、現在の業務内容をすべて洗い出すことが重要。

 

この作業は決して簡単に済むものではありません。

 

スタッフの動きを観察していかなければならず、手間のかかるものでしょう。

 

しかしそれでも、無駄を無駄のまま放置しておくことが、すぐ近い未来、人の雇用の在り方が様変わりした際に自社の首を絞めることになります。

 

この洗い出しの作業は、ぜひ「今すぐに」着手したいところです。

 

そして、こうした洗い出し、スタッフの観察の際にもうひとつ重要な視点があります。

 

それは「スタッフのどんな行動が仕事の成果に直接結びついているか」ということです。

 

不要な仕事の洗い出し、というより、行動科学マネジメントでいう「ピンポイント行動」の特定です。

 

たとえば営業職であれば、成果に直接結びつく行動といえば「顧客訪問」というものがあるでしょう。

 

しかしここで簡単に済ませてはいけません。

 

このメルマガや私の著書をお読みいただいている方は、もうおわかりかもしれませんね。

 

そう、その行動が何回、どれくらいの頻度で行われているか等を計測して数値化し、行動指標として示さなければ意味がないのです。

 

「顧客訪問こそ成果に結びつく行動」

「だから皆、しっかりやるように」

 

そう宣言したところで、スタッフが上手に動けるわけではありません。

 

もちろん「しっかりやる」という曖昧な言葉は、何を以て「しっかり」なのかはわからないでしょう。

 

ここでも、客観的に評価できることが重要なのです。

 

そのためには、ずばり「数字」です。

 

当然、その数字とは「成績」という意味ではありません。「行動の数」のことです。

 

「スタッフの動きを観察して、成果に結びつくピンポイント行動を特定する」

 

この作業もまた簡単にいくものではないでしょう。

 

しかしこれも、近い未来への備え。

 

経営者、マネジャーがぜひ取り組むべき仕事です。

 

 

 

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